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生物と無生物の間―ウイルスの話 (1956年) (岩波新書)。
書評 / さくら
JUGEMテーマ:読書


本当は最近の発行の同一タイトルが読みたかったのですが、
図書館の予算がなくて来年度の4月以降に購入してもらい、借りてみます。

高卒のレベルでウイルス(黄熱・ファージ・ポリオ等多岐のウイルスにわたる)
についてその特性を述べた後で、ウイルスは生物か、そうでないのか?という問題を
テーマとしている。慎重かつ解りやすい文章が好感が持てる。

読んでいて
惜しむらくは発行が古いため、現代における定義や発見がどうなっているのか
非常に気になります。
コアセルベート(原始地球の最初の生物)にまで話が発展すると、生物はウイルスから進化し、進化の最終形態がウイルスなのではないかと想像を逞しくする面白さがある。

生き物と生き物でないものを分け隔てる一つの回答として本書は古いながら有効であり、
最近1999年出版との対比を見るのも興味深い一冊。

ただし、読んでいると文章が論文口調になる傾向があるので、小説などお書きになる方は要注意。(文章の流れがよいので通常の論文よりも影響が大きいのです)

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