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怪談。
映画 / さくら
 以前に観たいなあ、と言っておりました「怪談」を観てきました。
三遊亭円丁の名作「真景・累ヶ淵」を恋愛物語としての色を濃厚にリメイク。
タイトルに怪談と称したからには観ておきたい一作でした。

感想は一言でいうなら
「鬼魅が悪い。」
この一言につきる訳なのですが、恐怖の質が現代解釈過ぎて
逆にサイコホラー色を帯びているのが若干の不満。

確かに手法は怪談なんですよ。

繰り返し日常に訪れる怪、
因縁というしかない女達の美貌を崩す不幸な事件・事故

でもねぇ・・・

何が怖いって言ったら、主役の黒木瞳が演じる志賀の妄念とか怨念とかではなくて

女の悋気と自らの美貌・新吉の美貌に対する執念の方が怖いんですよ。
確かに怖い・収まりの悪い怪談特有の「語られていないが想像に任せる怖さ」というのもあるんですが、どうにも志賀は何もしてない。

新吉の人生にトドメを刺すのは志賀の死んだ夜に継母の虐めに耐えかねて横恋慕した、おひさ。(死んだのを幸いと新吉につけこんだが前妻の影が消えない愛人状態)
飽くまでも、志賀の亡霊に怯えつつ
新吉の美貌を次の女に取られる、と危惧のあまりに些細な怪我で自分も志賀のように死んで新吉を奪われるという、おひさの妄想に全ての事象が端を発している。新吉もその妄想に取り込まれただけに見える。

「それじゃ、志賀は何にもしてねぇじゃん」
そんなツッコミを入れたのはわたしだけ???

怪談の要素が置きざられたせいで、尻の座りが悪い鬼魅の悪さを最初から狙ったんだとすれば、落っこちる位牌・切れる三味線の弦・かさねが淵の鎌・新吉のような優男が追っ手を皆殺しにできた怪などは秀逸なんだけど・・・。

狙った、とは考えにくいなぁ・・・・・。そんな訳で評価★★★☆☆
あんな恋愛は厭です。
「死んでまで他人を引きずり込もうなんザ執念深いし野暮ってもんサ。お化けと野暮は箱根の向こうでやっとくれ。」
おぎん姐さんに一蹴して欲しいお話でした。
その割りに怖くて眠れなかったけど。

お芝居的には皆様、迫真の演技でした。
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