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死ぬ気でバイト大作戦。〜並盛遊園地到着〜
貴腐人 パロ小説 / さくら
この間の続きです。

注意書きは「死ぬ気でバイト大作戦」と同じ。
集英社・天野先生とは一切関係ありません。

私の趣味と独断のリボーン山本×獄寺カップリング小説。
BL否定派・原作派・他カップリング好きな人も
続きを読むはクリックしないで下さい。
リボーンから渡されたチラシを手に、ツナ・山本・獄寺の三人は並盛遊園地に辿り着いた。幼児的にパステルカラーで装飾された入り口のアーケードを見上げながら、ツナは取りあえずホッとした心持ちになった。
道中の二人は大した諍いもなく、また、ビアンキや連れ立った人間と見れば問答無用で攻撃を開始する風紀委員長・雲雀恭弥とも遭わずに済んだからである。

リボーンの指示に従って目的地まで何事もなく辿りつくものの、それで更に不安を増すツナであった。

中に入るとそれなりの人出で、比較的年齢層が低い子供達が多かった。
並盛だけに、ハデなアトラクションは控え、無難に経営している分、ある程度の年齢に達した子供達は別の街の遊園地に流れてしまうのだろう。
そういえばツナにもここで遊んだ記憶がある。
「なんか、懐かしいなぁ・・・オレも此処、結構来たんだよ。」
「十代目にとって思い出の場所ってわけですか?!オレ俄然やる気になってきました!!」
子供嫌いの獄寺の表情が不自然なことと、『獄寺君のやる気』という言葉にぬるく微笑むしかないツナだったが、毎回獄寺君に暴走・暴発されても困る。
意を決して獄寺にツナは、及び腰ながらに言った。
「だ、大丈夫。獄寺君、そんなに張り切らなくても・・・大丈夫なんじゃないかな。」
「やるからにはトコトンです!!オレ労働って初めてですし、厨房じゃなければ平気だと思います!!」
子犬のような煌めきの眼差しにツナはそれ以上何も言えなくなってしまう。
何だかんだ言っても育ちのよい人間のこうした罪のない仕草が獄寺を憎めない奴にしている。
「ま、子供相手の仕事だ。俺は結構得意だぜ。任せとけよ。」
山本は助っ人参上〜、という時のあの人懐こく頼りになる笑顔で笑った。

そんな三人を建物の影から見ている人影には気付かず、管理事務所を探して敷地内を歩き回るツナ達は、段々に人気の少ない方へと進んでいく。
遠くジェットコースターからの歓声が聞こえてきていた。

「関係者以外立ち入り禁止」
そう記された看板が付いた建物の前に、総白髪の老人が塵取とゴミを挟む金挟みを手にして掃除をしている。好々爺然とした老人はどこか清掃員に似つかわしくない気品があったが、ツナ達はそれに気付かなかった。
「あの人に聞いてみようよ、バイトの事を何か知ってるかも・・・」
気のよさそうな老職員を見つけ、ツナは走り寄った。
「すいませーん、バイトのチラシを見てきたんですけど、事務所はこっちでいいんですか?」
「ああ、そこじゃよ。」
老人はコンクリートの建物を指差した。隣接する建物からはパンを焼く芳香が漂っている。
「バイトはパン工房と、ショーの着ぐるみじゃな。君達、3人かね?」
太い眉までが白く、よくよく見ると中々に年齢の解りにくい笑顔を老人は見せた。
「はい。できれば同じ時間帯で働けると助かるんですけど・・・」
消え入るような声でツナは上目遣いに老人を見た。
どういう風に分割されても、それはそれで先行きが不安過ぎる。
「まずは事務所に入って、係員に聞いてみるといい。」
そういうと老人は、園内の中心の方角へと去っていった。

事務的な装飾のない建物のドアノブを少し緊張しながらツナは回した。

つづく。



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